せんべい/あられ・おかき製造工程/包装ラインの湿気対策
1.背景/問題点
せんべい/あられ・おかき製造工程・最終段階の包装ラインに於いて、雰囲気空気の高湿状態はせんべいの歩留まりに大きな影響を及ぼしています。
特に、梅雨時、夏季が問題になっています。(秋口の降雨時も問題)
問題になる要因
- ◇包装ラインの部屋にはベルトコンベアーにて、製品が搬送されていて、そのベルトコンベアーの開口部よりの侵入外気。
- ◇出入り時のシャッター(電動)よりの侵入外気。
- ◇作業員よりの発湿負荷 ※上記の侵入外気が多湿時に問題を生じ易くなります。
- 問題解決に様々な方策が講じられています
- エアコン(パッケージ等)や冷却式除湿機の附設

完全な解決になっていないことが現状と思われます
2.解決策の提案
梅雨時(低温時:DB 15℃前後)も夏季(高温時)も容易に除湿可能な除湿装置の併設が問題の解決になります。
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- ▽必要な時に、必要な量、必要期間だけレンタル要望。
- ▽天候不順による緊急対応可能な体制。

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「デシカント除湿機」を必要な期間、必要な量、レンタルするサービス。常時、8機種を取り揃えた体制。
「デシカント除湿機」を効果的に働かせるため/設備コスト(レンタルコスト)を安価にする方策
ベルトコンベアーの開口部を極力、ふさいで、侵入外気量を少なくする。
出入の回数を極力減らすと、侵入外気量を軽減できる。
「デシカント除湿機」運転中は換気扇は停止、或いはふさぐ。
夜間の気温低下による結露に問題がある場合は「デシカント除湿機」のみを夜間に運転すると、結露を防止することも可能になります。
3.実施例
せんべい製造工程・最終段階の包装ラインにドライ・レンタルサービスにて、納入した事例です。
【1】包装ラインのエリア・容積
2,400㎥
【2】包装ラインの要望・湿度条件
相対湿度(RH): 50%以下を要望。
| 梅雨時 | 夏季 | |
|---|---|---|
| 温度(DB) | 22℃ | 26℃ |
| 相対湿度(RH) | 50% | 50% |
| 絶対湿度(X) | 8.2g/㎏’ | 10.5g/㎏’ |
【3】レンタル期間
6月~9月(4ヶ月間)
【4】作業員の人数
約、30人
【5】設置状況
- ◇既設のパッケージの側にR-061R型を設置。(窓際)
- ◇再生空気を屋外から取入、屋外に排出。(ダクト配管)
※窓の一部を利用して、ベニヤ板を仮設で貼付け2つの穴をあけてダクトを配管します。 - ◇処理出口空気(乾燥空気)は立ち上げて送風。


【6】結果
- ▽レンタル期間(4月~9月)の間は
と要望のRH 50%以下を保持できた。相対湿度(RH) 42%~47%
※梅雨時や夏季/秋季の降雨時もあったが要望条件を保持できた。
※『参考』:「デシカント除湿機」導入前の前年の包装ライン・湿度状態
と高かった。相対湿度(RH) 60%~70% - ▽作業中は出入のため、自動シャッター・開閉時の侵入外気やコンベア開口部の隙間よりの侵入外気があったが、満足した結果が得られた。
- ▽運転時間は当初、AM9時~PM5時でしたが、効果が良く、夜間の気温低下による結露を考慮して、24時間運転に切換えた。
【7】考察
- ▽前年は納品先より「せんべい」が湿気っぽいとの苦情があったが、今回は全く無かった
- ▽以前はパッケージの他に、冷却式除湿機を多数台、導入して、相対湿度の低減を試みたが要望の相対湿度(RH):50%以下を実現できない気候条件があり、苦情をきたした。
※気温が低い(20℃以下)気候ではRH 50%以下にすることは甚だ困難です。 - ▽高性能シリカゲル除湿ロータを搭載した「デシカント除湿機」とパッケージを併用すると、容易に相対湿度(RH):50%以下に保持できます。
- ▽ドライ・レンタルサービスは「デシカント除湿機」を必要な時に、必要な量、必要期間だけご利用できるレンタルサービスです。
- ▽レンタル料金は経費として計上出来ます。
お問い合わせ
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