デシカント除湿機“ドライセーブ®”の基本構成と原理
デシカント除湿機の性能はその心臓部である除湿ローターの性能で決まります。
そのデシカント除湿機のトップメーカー西部技研が1984年に世界で初めて開発したメタルシリケート(金属珪酸塩)除湿ローターSSCRは世界中の多くのユーザーに使用され高い評価をいただいています。現在は吸着性能を大幅に向上させたUltra SSCRをラインナップ致しております。又、超低露点(-80度D.P.)までシングルローターで対応できるモレキュラーシーブローターSZCRを搭載した除湿機もシリーズ化致しております。
‘-80度D.P以下(~-100度D.P)の超低湿度除湿機の設計、製作も対応致しております。
除湿機の基本構成と原理
除湿ローターはケーシングと耐熱シール構造により処理ゾーンと再生ゾーンに分離されています。除湿ローターはギヤードモーターによってゆっくり条件に最適な一定の速度で回転しています。高湿空気が処理入り口よりプレフィルターを介して除湿ローターのハニカム内へ導入され、ハニカムフルート内を通過する際に水分は吸着され、乾燥空気として処理ファンにより供給されます。水分を吸着したローターは吸着容量を越える前に再生ゾーンへと移ります。処理空気と反対方向から導入された空気はヒーターにて加熱され、この加熱再生空気によりローター内の吸着された水分をローター内より脱着し機外へ排出され、このサイクルを連続して行います。
シリカゲルの吸着による除湿原理
- 除湿
- 空気中に含まれる水分子は、シリカゲルの細孔内壁に存在する水酸基(シラノール基)の作用により吸着される。さらに、細孔の毛細管凝縮により、シリカゲル細孔中に多量の水分が吸着される。
- 再生
- 加熱再生空気を流すことにより細孔内に吸着された水分子は、温度上昇により活動が活発となり、吸着力は断ち切られ細孔より飛び出していく。この再生サイクル(行程)によって除湿ローターは再び乾燥状態となる。
冷却式除湿機との違い
デシカント除湿機は冷却式除湿機と違い、乾燥剤にて除湿を行いますので10℃以下の空気でも容易に除湿可能です。
必要とされる空気が低湿度の場合、冷却式除湿機で一次冷却除湿を行い、その後デシカント除湿機にて除湿を行うことにより、より低湿度な空気をつくることができます。
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